手本の問題

今日は私のお稽古の日でした。
先生が、草書千字文のお手本をくださったのですが、その時に雑談のなかで、書いているところを見るのがよい勉強になる、という話に。
先生はいつも、私に手書きの手本をくださるのですが、その時に、手本を書く先生の姿を目の当たりにすることができるんです。
そこから学ぶことははかり知れません。いただいた手本は財産です。


そんな話題から、私の先生に、うちの子の書道教室での手本のことを話してみました。

1.以前通っていたところ。
  競書誌に印刷されているものを見て書かなければならない。
  大きさはB5の半分ほど。

2.今通っているところ。
  手書きの手本を見て書くことができるが、その手本は皆で使い回すのでもらえない。
  1人1人に書いて渡すのは負担だから、と先生に言われた。


私の場合、今の先生も目の前で手本を書いて私にくださいますが、子どもの頃に習っていた先生も同じでした。だから、書道の先生というのは、いつも手本を目の前で書いて下さって、それを1人1人に下さるものだとばかり思い込んでいたんです。

だから、うちの子の先生のように、競書誌を見てそのまま書いて!という先生は、腕に自信がないのでは?という感じがしてしまいました。先生の手本も見られない、競書誌を見ても(その団体の幹部なのに)その先生の作品が載っていないというのは、不安にかられてしまいます。

私の先生の話によりますと、今時の書道団体では、コピーの手本(全国共通)をすべての支部に配布していて、だからこれであなたも書道教室ができますよ!というのを売りにしているところもあるのだそうです。まさにそれって、腕がなくてもお手本があるから、それなりに先生らしくなれますよー、と言っているのも同然のような気がします。。。

やはり、手本というのは書道教室の質をはかる重要なポイントになるような気がします。
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# by kasuka_kokoro | 2010-03-31 21:22 | 我が子のお習字

他にも、心に引っかかったこと

子どもの通う習字教室。
お手本のことが第一に気になった私ですが、他にも引っかかることがありました。

そこは、書道団体の本部が主宰するお教室でしたが、その団体というのはどうやら代々世襲でやってきているようでした。子どもが習っていたのは、創始者の息子にあたる先生です。

その先生がどんな字を書くのか?
当然気になりました。

で、競書誌を見てみるのですが、創始者の先生の手本が並んでおり、現在、実質的に責任者になっているはずの息子先生の字はまるで見あたりません。よくよく見ると、学童の部の手本にその先生の名前がありました。創始者の跡取りで、事実上の責任者ともなれば、条幅の手本などで登場していて欲しい気がしたので、あれれ?という感じがしました。

また、私が以前入っていた団体は、競書で写真版に掲載されると、すべて寸評がつくようになっていました。この寸評を読むのが楽しく、また勉強になるのが好きでした。しかし、うちの子どもが入ったこの書道団体は、寸評がない。また、どの部門をどの選者が担当したのかが明記されていないところも引っかかりました。

細かく気にしたらキリがないのですが、どうも以前の書道団体にくらべて、物足りなさを覚えるばかりでした。



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# by kasuka_kokoro | 2010-03-30 23:32 | 我が子のお習字

近所の書道団体本部へ

下の子は右利きなので、左利きの上の子に比べると、積極的に習字に通わせたいという気に私もなりました。

そして小学2年になる頃、お教室探しを始めました。
いくつか調べたのですが、

・いちばん近いお教室は、先生が怖いとの噂。
・2番目に近いお教室は、超ローカルな書道団体の所属で、競書誌が貧弱すぎる。

というわけで、少し離れているけれど自転車で通える範囲の、あるお教室を選びました。
そこは、書道団体の本部がやっているので、教室も広く、先生も3名いて巡回しており、それなりに指導してもらえそうな期待が高まりました。

ただ、最初のうちから、少し欠点に感じられたのは、手書きのお手本をもらえないということでした。
B5サイズの競書誌の、半分くらいの大きさに印刷されている手本。
それを見て書けというのです。

周りの子もそれでやっているのだから、何とかなるのかも。。。
と思いながら、他の教室よりは良さそうだったので入会してみることにしました。

ちなみに私の通っていた先生は、どの子に対しても毎月1枚ずつ、目の前で手本を書いて渡してくださいました。その手本は、今も大切にとってあります。やはり、先生の筆遣いが手に取るようにわかるし、手書きの手本というのはとても貴重です。

でも、その先生がたまたま親切だったのかも。。。そう自分を納得させ、お手本をいただけない教室に子どもを通わせてみることにしました。
ちなみに、お手本を希望すると1,000円かかるというシステムでした。

しばらく続けていくうちに、夏頃だったと思いますが、先生が某新聞社系の書展の関係で忙しくあまり来られないとのことで、珍しくお手本が全員に配布されたときがありました。でも、コピーですけど。

正直なところ、私が最初についていた先生ほどの字ではないような、何となくそんな気がしました。
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# by kasuka_kokoro | 2010-03-30 23:24 | 我が子のお習字

左利きだけど

上の子どもは左利きです。
小学校で書道が始まったら苦労するに違いないと、少々心配がありました。

しかし、夫の従妹は左利きながら書道を習っていたらしいと聞き、うちの子もやれば出来るかもと考え、近隣で書道の先生を探すことにしました。

当時はまだ夫の仕事で地方にいましたが、その地方で最も大きそうな書道団体に問い合わせてみると、自宅の至近距離に支部があることが判明。すぐにその先生を訪ねてみました。

その先生はかなりのお年のようでしたが、子どもに書を教えるのが好きで、なんと月1,000円という格安の月謝で見てくださるとのこと。こんなに有り難いことはありません。すぐに入会を決めました。



その後、東京のほうに戻ってきてからも、家の近くに先生を見つけ出し、引き続き稽古を続けました。左利きながらも、楽しく書道に通うことができ、学校の授業で困ることのないようにという目的も達成されました。
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# by kasuka_kokoro | 2010-03-27 15:48 | 我が子のお習字

紆余曲折

地方に住んでいたとき、まだ子どもは小さかったものの、公立保育園に子どもを預けて働きに出ることにしました。そこで勤めるうちに、他部署の方から、「お昼休みにお習字の先生が来ている」という話を聞きつけました。

仕事のあとに習い事に行くのは困難ですが、勤務時間中の昼休みならば、短時間だけど確実に通える!と思い、すぐに私は飛びつきました。


まっさきに気になったのは、競書誌の内容でした。
ここに出ている手本を毎月書くわけですから、これで方向性も決まってくると思います。

楷行草の半紙課題、かな、実用書、ペン字、条幅などなど。。。
大部分の手本を会長が書いているようです。
かなり会長の影響力が強い書道団体なのかなぁ、という印象を持ちました。

また、臨書の課題は一つだけ。
自由書、現代書といった課題があるのは、以前入っていた書道団体と異なる点です。
地域柄、近代詩文書とか調和体と呼ばれるような書風が人気?

以前入っていたところは、地道に古典臨書を学ぶことが中心でした。
楷行草、すべてにおいて臨書が中心でしたので、かなりこの書道団体とはカラーが違うかも。。。と感じました。


しかし当時の私には、ここの他に習いに行く場がなかったので、とりあえず入会してみました。

が、思うところあって数ヶ月で辞めることにしたのです。
お手本が好みでないということもありましたが、先生とも残念ながら合わないと感じました。
頑張って書いて出した競書の課題を、先生が出し忘れるというハプニングも決定的でした。
「あなたのを出し忘れちゃったわ!」と軽く言われて、かなりショックでした。。。
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# by kasuka_kokoro | 2010-03-27 15:33 | 自己紹介

kasuka_kokoroです

書道のお稽古を本格的にやりたーい!という思いをあたためながら、やっとやっと腰を落ち着けて取り組めることになりました。何のために書くのか? 実は自分でもよくわかりません。ただ、今は筆をとることが楽しく、先生のお手本を前にして「こんなふうに早くなりたい」と思う、その気持ちだけでひたすら取り組んでいます。

そんな、書道をめぐる日々を記録しようと思いました。
下手な私がどこまで進歩するのか?
自分でも楽しみです。


今の先生につくまでの経緯を簡単にご紹介します。

下の子の育児がちょっと楽になりかけた頃、本気で書道を再開したいと思うようになり、お教室のリサーチを開始しました。
しかし一番ネックになったのは。。。その当時、実家を離れた地方に住んでいたこと。


1.実家が遠く、子どもも小さく、子どもを預ける先がないため通える教室が限られる。
2.地方に本部がある書道団体だと、東京に戻ったときに、支部がないのでまた他の団体に入り直すことになってしまう。
3.何とか通えるところがあっても、育児と仕事の都合と、お教室の稽古時間がうまく重なるとは限らない。


そんなことをあれこれ考えていると、意外とこれだ!というお教室がないんです。

2番については、全国規模の大きな団体の支部に入るという手も考えました。
しかし、大きな団体であっても地方の支部というと数が少なくて、なかなか近くにない。
それに、競書誌をとりよせて見てみても、マンモス団体のものはなぜか肌に合わないように感じられました。

なかなか、主婦の限られた行動範囲と時間のなかで、これぞという先生を見つけるのは難しいということを、ひしひしと実感しました。
(つづく)
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# by kasuka_kokoro | 2010-03-25 18:12 | 自己紹介